小学6年娘の学校で
家庭科「洗濯」の授業
「学校に履いてきた靴下を洗う」をテーマに
洗濯機+ジェルボール
vs
手洗い+固形石鹸
で洗うことになった。
それぞれ自分の靴下の片方ずつ、洗濯機と手洗いで洗った。
で、
洗って1日家庭科室で乾かした結果
洗濯機+ジェルボール
手洗い+固形石鹸
写真では、わかりづらい。
だが手に取るとよくわかる。
洗濯機+ジェルボールで洗った靴下は
・風合いがいい。
・繊維が滑らか。
・香りもいい。
一方
手洗い+固形石鹸で洗った靴下は
・手触りがゴワゴワ。
・繊維が硬くなっている。
・香りはイマイチ。
だった。
結果は、文明の利器・洗濯機+ジェルボールの圧勝。
だが、実際の洗浄力は
もしかしかたら手洗いの勝利ではないだろうか。
掃除でもそうだが、
例えば床をモップより
雑巾で水拭きした方が、力が入って汚れよく落ちる場合がある。
なので「やっぱ、アナログに勝るものはない」と
THE昭和の女は信じてしまう。
だが、
洗濯も同様
汚れを落とすことだけに集中すると
衣類を痛め、ゴワゴワになる。
衣類がとことん綺麗になった方がいいか?
それとも、
そこそこ汚れを落とし、風合いを残すか?
バランスの問題だろう。
過ぎたるは及ばざるが如し。
何事も「やりすぎる」「頑張りすぎる」と思わぬ結果を招く。
生クリームを混ぜ過ぎて生クリームを通り越し「バター」になってしまった。
壁の汚れ落としのために、雑巾で水拭きしていたら、壁が「傷んで」しまった。
落とそうと思って洗剤を入れ過ぎたら、逆に汚れが「落ちにくく」なる。
こんなことはないだろうか?
家事もそこそこに。
洗濯で「綺麗」を目指す。
誰しもそこを目指すだろうが、
ある程度目を瞑ることも必要。
こと、片付けもそう。
・1日で家の中全部を片づけようとする
・ちょっとでも散らかる事を許さない
・家族のだらしなさにイライラする
ちょっと頑張れば、
私が少し我慢すれば、
真面目にやれば上手くいく
もう十分、やってる。
手放してもいい。
100パーセントを目指さない。
まずは形からでもやってみる。
思うように片づけができなくても
・笑って誤魔化す
・すぐ散らかるから、と諦める
・人生80年と片付けを先延ばしにする
片付けのプロの言うことでない?
片付けが苦手で頑張りすぎる人ほど
「100パーセント完璧な状態」を目指す。
「頑張り過ぎるな」と言っても
きっとあなたは頑張る、だろう。
それなら
やりたいだけやってみるのもいいかもしれない。
とことん。ね。
やってみてから考えてもいい。
洗濯の話でもお伝えしたように
そこそこが美しい、のかもしれない。
最後に宣伝になるが
手洗いで一生懸命汚れを落として頑張るのもいいが、
疲れた時、やる気のない時、一人ではやりたくない時
他(洗濯機)に任せる。
もし片付けに困ったら
金内をご用命いただけると幸いだ。